座談会御書

毎月の座談会御書の研鑽にご活用ください。

別途、実際の講義資料のファイルもご用意しています。
(実際に則して、所要時間8分程度を目指しています。)
但し、ご自身の教学力向上の為にも、資料を使わずに、自らの言葉で講義する様にしてください。
座談会週間に間に合わない時もありますが、ご容赦下さい。

御書講義(御書学習会)

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「座談会御書 」カテゴリ記事一覧


四条金吾殿御返事(此経難持御書) 2014年7月度 座談会御書講義

中断させていただいてきた座談会御書講義に関してですが、

今後、ポイントのみの掲載とさせて戴きます。

7月度の座談会御書について、遅ればせながら、以下にポイントを紹介させて戴きます。

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2014年7月度 座談会御書 「四条金吾殿御返事(此経難持御書)」ポイント

【御書講義のテーマ】

持続の信心・不退転の信心

【背景と大意のポイント】

①はじめに 「四条金吾の疑問」 (御書全集P1136の1行目~2行目)

「わたし(=四条金吾)は、あなた(=大聖人)がいわれる通りに、“法華経を持つ者は、現世は安穏にして、後には善処に生まれる” と聞いてきて、すでに去年から今日まで、型どおりに信心を実践して来ました。ところが実際には、現世安穏ではなくて、大難が雨のように降ってきました。これは、どうしたことでしょうか?」

⇒四条金吾ほどの勇敢な門下に何があったのか?

②「四条金吾の難」とは

文永11年3月に、大聖人が佐渡流罪から開放され、鎌倉に帰られた。
⇒広宣流布の総仕上げをされる師匠のお姿に触れ、金吾は深く決意。
 勇んで主君の江間氏を折伏。
 ⇒極楽寺良観を信奉していた江間氏は、金吾を遠ざけるようになる。
  同僚からも迫害を受ける。

③拝読箇所への導入

四条金吾:「一生懸命に信心してきたのに、どうしてこんな目にあうのか?」
⇒この様子を伝え聞かれた大聖人が、不退転の信心の重要性を訴えるのが今回の拝読箇所。

【講義のポイント】

①「憶持不忘の人」

“この信心をすれば必ず難に遭う”と聞かされてきた人は多い。
 ⇒いざ法華経の通りに我が身に大難が起こると驚いてしまう。
 ⇒「憶持不忘の人」はまれである。

★ 難が起こった時こそが、「憶持不忘(おくじふぼう)の人」であるかどうか信心が試される。
“まことの時”、“勝負の時”である。

②「持続の信心」

本文「受くるは・やすく 持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり」
⇒「受持(じゅじ)」 を、「受」=「受くる」 と、「持」=「持つ」 に立て分ける。

 「受くる」 :受動的、一時的。
 「持つ」 :主体的で、生涯にわたる持続の実践が必要。
       たとえ難が起こっても、決して退転せず障魔と戦い続ける。
       ⇒これが 「持つ」 の姿勢。

 ⇒「受くる」 ことよりも 「持つ」 ことが難しい。

  結論:「成仏は持つにあり」 と仰せ。

★「持続の信心」 こそ成仏の要諦である。
 “何があっても法華経・御本尊を離さず、たゆみなく信心を持ち続けること”が大切。

③「此経難持」と「則為疾得・無上仏道」

“信心を持つ人は難に遭うものだ” と、弟子たちに深い覚悟を促す。

苦難に負けず法華経を受持し抜いた人は「則為疾得・無上仏道」疑いなし。
⇒“持続の信心・不退の信心の人が成仏する事は疑いない” と仰せになる。

④まとめ

「持続の信心」・「不退転の信心」を

★長い人生にあって大切なことは、最後の勝利を獲得すること。
 そのために、どんなことがあっても、信心から、学会から離れてはいけない。
 いかなる嵐にも、烈風にも、決して、ひるんではならない。あきらめてはならない。
 忍耐強く、挑戦し続けていくこと。

以上

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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
  ⇒忍者サンドボックス (黄金柱の地区部長会 ファイルスペース)
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妙心尼御前御返事 2014年6月度 座談会御書講義

6月度座談会御書の「妙心尼御前御返事」の講義用資料を作成しました。

拝読範囲: 御書全集 1480ページ 1行目 ~ 2行目
      編年体御書 1129ページ 10行目 ~ 11行目


「 このやまひは仏の御はからひか ~ 道心はをこり候なり 」


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【挨拶】

皆さん、こんばんは。
(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは6月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の50ページを開いてください。

今月の拝読御書は、「妙心尼御前御返事」(みょうしんあま ごぜん ごへんじ)です。

今月の御書では、“病などの悩みに負けない信心の姿勢” について学んでいきます。

■背景と大意

はじめに背景と大意ですが、このお手紙を送られた妙心尼(みょうしんあま)は、駿河国(するがのくに)、現在の静岡県の中央部あたりに住んでいた、高橋入道の夫人とされています。
夫の高橋入道は、この時期、重い病にかかっていたようです。

本抄は、この重病の高橋入道に対する激励と、病の夫を見守り支える妙心尼に対する慈愛のお手紙で、建治元年(1275年)8月のご執筆と考えられています。

本抄の冒頭で大聖人は、仏はどんな名医よりも偉大な医者であり、仏が説く妙法蓮華経の五字は、生老病死という根源の苦悩を解決する「不死の薬」で、全世界の人々の病の良薬であると明かされます。

また、人は必ずしも病で亡くなるわけではないとされたうえで、高橋入道が病気になったこと自体は「仏の御(おん)計らい」であると仰せになります。
そして、それは、病気になったことで、仏法を求める心が起きるからである、と仰せになります。

今月学ぶ御文は、この部分になります。

本抄では続いて、本当に重い病とは、「謗法の病」であると仰せになり、病気を機に更に信心に励んでいる高橋入道は、今世で必ず罪障消滅し、成仏できる事は間違いない、と激励されています。

■本文の拝読

それでは皆さんと一緒に本文を拝読したいと思います。大白蓮華の52ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。
(大白蓮華52ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。
(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

大聖人は、今回学ぶ御文の直前で、“ 人が死ぬのは病で死ぬとは限らないこと ” 、また、“ 大病を患ったからといって、その病で死ぬかは定まっていない ”、と示されています。
そう仰せになった上で、本文冒頭の “ このやまひは 仏の御(おん)はからひか ” と続きます。

生老病死は、誰もが避けることは出来ません。その上で大聖人は、病について、“ 私たちが信心でどう捉えていくべきか ” を教えられています。
誰しも病気になりたくはありませんが、それを大聖人は、「仏の御(おん)計らい」と捉えていきないさいと仰せになっています。 

それはなぜでしょうか?  ―――― その理由について、大聖人は、本文の続きで、
“ そのゆへは 浄名経(じょうみょうきょう)・涅槃経(ねはんぎょう)には 病ある人 仏になるべきよしとかれて候 ” と仰せです。

浄名経(じょうみょうきょう)と涅槃経(ねはんぎょう)については、53ページ下段の語句の解説にありますが、
浄名経では、維摩詰(ゆいまきつ)という修行者が病気になったときに、「あらゆる人の苦しみを わが苦しみとし、ともに乗り越えていくために、あえて、自らも病気の姿を現している」と答えた、とあります。

また、涅槃経では、阿闍世王(あじゃせおう)が、病気をきっかけとして、それまで敵対していた釈尊の教えを受け入れたことや、また、仏が病気の姿を示して衆生を導いたことが示されています。

これらの例は、いずれも、仏や菩薩たち自身が、病気の姿を通して民衆を救った話です。まさに、“ 病のある人が仏になった” という話です。

そして本文最後に、“ 病によりて 道心(どうしん)は をこり候なり ” と仰せになり、“ 病によって仏道を求める心が起こる ”、と教えられています。
病気になることで、これまで以上に真剣に仏法を求め、その結果、成仏の境涯を得ることができる、という原理が示されています。

この御文は、牧口先生の草創の時代より、多くの学会員が信仰の支えとして、身で読み実践してきた御文です。
私たちは、病気を患ったときも、自身の信仰を深める“転機”として捉え、自身を見つめなおし、宿命と闘う決意を深め、より一層、強盛な祈りで、自身の宿業を転換してきました。そして、大病と闘うことで境涯を大きく開き、人間革命した体験が数多く生まれています。
私たちも信心を根本に、いかなる困難も乗り越えていきましょう。

さて、今月の御文の中で大聖人は、「このやまひは 仏の御(おん)計らいか」と仰せになり、私たち法華経の信心を持っている人が病気になる意味を、端的に教えられていますが、このことを、もう少し深く学んでおきたいと思います。

池田先生は、

(PDFファイル及びWord文書ファイルで全文紹介)

と綴られています。

信心している私たちが受けた病気は、全て転重軽受であり、変毒為薬することができる、と断言されています。必ず大きく宿命転換することができるのです。

病気なると、どうしても、不安になったり、嘆く心が生まれてくるのは避けられないことではありますが、病気になること自体が不幸なのではなく、病気に立ち向かえないことが不幸なのです。
「絶対に病気に勝つんだ!」と、生命力を奮い立たせて闘うことが大事です。

そして、皆さんも良くご存知の御書の一節ですが、
“ この曼荼羅 能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや ”、とあるように、一歩も引くことなく、唱題を根本に病魔を打ち破りながら、信仰の実証を示しきっていきたいと思います。

また、池田先生は、

(PDFファイル及びWord文書ファイルで全文紹介)

と綴られています。
最高の仏法を持った私たちは、この先生のご指導を胸に、不屈の挑戦であらゆる難に立ち向かい、幸福の大道を歩んでいこうではありませんか。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、青年の月、師弟の月の7月へ、そして上半期の大勝利を目指し、一歩一歩前進していきましょう。
(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。


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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
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呵責謗法滅罪抄 2014年5月度 座談会御書講義

5月度座談会御書の「呵責謗法滅罪抄」の講義用資料を作成しました。

拝読範囲: 御書全集 1132ページ 10行目 ~ 11行目
      編年体御書  599ページ 5行目 ~ 6行目


「 何なる世の乱れにも ~ 強盛に申すなり 」


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【挨拶】

皆さん、こんばんは。
(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは5月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の50ページを開いてください。
今月の拝読御書は「呵責謗法滅罪抄」(かしゃくほうぼうめつざいしょう)です。

今月の御書では、“不可能をも可能にする強盛な祈り” について学んでいきます。

■背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、文永10年(1273年)に、日蓮大聖人が流罪の地・佐渡から、鎌倉の四条金吾に送られたお手紙と考えられています。

題号の意味は、“謗法(ほうぼう)を呵責(かしゃく)することによって、過去世からの重い罪を、今世で滅することが出来る”、との意味です。

この時期は、大聖人だけでなく、門下に対しても、鎌倉幕府による激しい迫害が加えられていました。

これらの迫害は、法華経を弘め謗法を責める(=題号で言えば呵責(かしゃく)する)ことによって起こった難です。
しかし、その幾多の難と戦い、広宣流布に生き抜くことによって、過去世の宿業を、この一生の内に消していけるという “宿命転換の原理” が示されています。

続いて、“法華経の肝心である 「妙法蓮華経の五字」 が弘められるのは、末法の今をおいてない” と仰せになり、更に、“国土を揺るがすような数々の災難は、末法に地涌の菩薩が出現する前兆である” と明かされます。

最後に、佐渡の地にあって、今日まで命を永らえてきたのは、門下の真心の御供養のおかげと賞賛され、どのような乱れた世の中であろうと、この門下の一人一人を法華経・諸天善神が助けるよう、強盛に祈っていると仰せになります。

今月学ぶ御文は、この結びの部分になります。

■本文の拝読

それでは皆さんと一緒に本文を拝読したいと思います。大白蓮華の52ページを開いてください。
最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。
(大白蓮華52ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。
(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

本文前半で、「何(いか)なる世の乱れにも 各各(おのおの)をば 法華経・十羅刹(じゅうらせつ)・助け給へと」、とありますが、混乱の真っ只中にあった当時の社会で生きる門下一人一人を諸天善神が守るようにと強く祈っている、との仰せです。

本文一行目に、「何(いか)なる世の乱れにも」とあるように、当時は、三災七難が競い起こっていました。
本抄ご執筆の前年の文永9年2月には、立正安国論で予言された「自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)」である「二月騒動」が勃発し、鎌倉と京都で戦乱がありました。また、ご執筆の翌年の文永11年には、「他国侵逼難(たこくしんぴつなん)」である「蒙古襲来」も起きています。

他にも、日本中で様々な災難が起こっていたようです。
各地でイナゴが大発生し、大飢饉に襲われるなど、天変地妖(てんぺんちよう)が続いて、人々は混乱の極みにありました。

このような騒然とした社会状況に加えて、大聖人門下は、幕府権力によって、数々の弾圧を受けていました。
何より大聖人ご自身が、死罪にも等しい佐渡流罪という大難の中、明日の命も知れる日々を過ごされていましたが、このような過酷な状況の中を、“諸天善神が門下を守るようにと、強盛な祈りを送っている”、と仰せになっているのです。

その祈りの強さについて、本文続いて、「湿れる木より火を出だし 乾ける土より水を儲けんが如く 強盛に申すなり」 と仰せになっています。

普通でも、木をこすり合わせて火をおこしたり、土を掘って水を得ることは、大変な労作業です。
その木が湿っていたり、大地がカラカラに乾いていたりすれば、“最初から不可能”と途方に暮れてしまいます。
大聖人は、このような例えを示されながら、“現実的には不可能に思えることでも、決してあきらめることなく、「絶対に可能性するのだ」 と、叶うまで祈り続ける” という強盛な祈りを貫くとき、自身の生命に智慧が湧き、勇気が生まれ、一切の仏・菩薩・諸天善神が守護の力を発揮し、大きく道が開かれていくことを教えられています。


池田先生は、

(PDFファイル及びWord文書ファイルで全文紹介)

と、指導されています。

不可能をも可能にする強い祈りで御本尊に向かっていくとき、必ず諸天善神を揺り動かしていけるのです。
私たちも、どのような困難にあっても、「祈りとして叶わざるなし」との大確信で、“必ず打開してみせる” との強盛な祈りで、勝利の人生を切り開いていきましょう。


続いて、今回の御文を通して、師弟一体の祈りの重要性を学んでいきたいと思います。

本抄を送られた弟子たちは、大聖人ご自身が誰よりも過酷な状況の中で、遠い佐渡の地から、弟子のことを祈りぬかれ、激励され続けました。
師匠の深い慈愛と、強き一念に触れ、どれほど弟子たちは励まされ、信心を奮い起こしたことでしょう。
このように、師匠の祈りに応えて、師弟一体の祈りを貫くのが、日蓮仏法の弟子の道です。

私たち創価の師弟もまた、師弟不二の祈りを根本に、あらゆる苦難を勝ち越えてきました。

池田先生は、

(PDFファイル及びWord文書ファイルで全文紹介)

と、指導されています。

師弟一体の確信の祈りを根本に、明確な目標を定めて、全ての戦いに勝利して行きましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、創価青年大会に向け、青年部も勇猛果敢に戦っています。
青年の月、師弟の月の7月へ、師弟共戦の祈りで、全ての戦いに勢いよく打って出ていきましょう。
(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。


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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
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諌暁八幡抄 2014年4月度 座談会御書講義

4月度座談会御書の「諌暁八幡抄」の講義用資料を作成しました。


拝読範囲: 御書全集  585ページ 1行目 ~ 3行目
      編年体御書 1340ページ 1行目 ~ 3行目


「 今日蓮は去ぬる建長五年 ~ 乳を入れんとはげむ慈悲なり 」

(所要時間目安:約8分)

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【挨拶】

皆さん、こんばんは。

(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは4月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の46ページを開いてください。

今月の拝読御書は「諌暁八幡抄」(かんぎょう はちまんしょう)です。

今月の御書では、“折伏における慈悲の心” について学んでいきます。

■ 背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、弘安3年(1280年)に、日蓮大聖人が身延の地で、門下一同のために著されたお手紙です。

本抄の題号には、「“法華経の行者を守護する”という誓いを果たさない八幡大菩薩を諌(いさ)め暁(さと)す」と言う意味が込められています。

本抄が執筆された当時は、2度目の蒙古襲来の危機が迫り、国中が騒然としていました。
その様な中、鎌倉幕府の守護神とされていた八幡大菩薩を祭る社殿が炎上するという事件がおこり、人々の不安が高まっていました。

本抄では、八幡大菩薩が、諸天善神としての誓いを怠り、法華経の行者を守護せず、法華経の敵を罰しようともしないために、逆に梵天・帝釈から責められているのだと、厳しく諌暁されています。
たとえ諸天善神といえども、厳しく叱責していく事が経文にかなった振る舞いであると教えられます。

続いて大聖人は、大難を覚悟の上で、一切衆生を根本の苦しみから救う“慈悲の折伏”に徹してこられた“お心”を明かされます。

今月学ぶ御文は、この部分になります。

■本文の拝読

それでは皆さんと一緒に本文を拝読したいと思います。

大白蓮華の48ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。

(大白蓮華48ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。

(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

本文1行目、「去(い)ぬる建長五年癸丑(みずのと うし)四月二十八日より」とありますが、これは、建長5年の立宗宣言の日より、との意味です。
ひとたび民衆救済の戦いを開始したならば、三障四魔が競い起こり、大難や嵐が吹き荒れることを覚悟された上での、大闘争宣言でした。

そして本文続いて、「今年弘安三年太歳(たいさい)庚辰(かのえたつ)十二月にいたるまで」とあるように、今に至るまでの間、大聖人は、幾多の命にも及ぶ迫害を耐え忍んでこられました。

そして、この御生涯について、「二十八年が間 又他事なし」と述べられています。
大聖人は、ご自身の事は一切省みられることなく、“他事なし”とあるように、ただひたすら、広宣流布の為に身命を賭して戦ってこられました。
立宗宣言より今日に至るまでの28年の間、民衆救済の為に、間断なき闘争を繰り広げてこられたのです。

では、この大聖人が“他事なく”、その一生をかけて成されようとされた事は、何であったのか?
このことが、御文の後半で述べられていきます。

本文で、「妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり」とあります。
大聖人は、ただただ、一切衆生に“南無妙法蓮華経”を教えようとしてきたのである、と仰せになっています。
“現実に苦しむ民衆を一人も残らずこの妙法で救ってみせる”、との大聖人の大慈悲のお心です。

更に、この大慈悲のお心について、続く御文で、例えを使って「母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり」と教えられています。

母親は、赤ん坊に乳を飲ませることで、生命を守り育(はぐく)みます。それは、何の代償も求めない愛情であり、まさに母の慈悲に他なりません。
ここでは、妙法を知らず、何が正しい法かを判断することもできない“末法の一切衆生”を、ある意味で“無知で無力な赤子”と同じような存在である、と例えられています。
大聖人は、その様な人々に対して、大慈悲をおこして、ただひたすら、この妙法を一人一人の「口に入れん」と、一切衆生に“南無妙法蓮華経”を教えてこられたのです。

この大聖人の民衆救済の大慈悲のご精神を受け継ぎ、広宣流布を現実に進めているのは、創価学会以外にない、という点を確認しておきたいと思います。

池田先生は、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と。

ただただ友のため、人々のために行動する、私たち学会員の生き方の中に、大聖人の慈悲の精神が、脈々と受け継がれているのです。

また、その慈悲の精神の一方で、八幡大菩薩に対しての諌暁にみるように、大聖人は、人々を不幸に導く誤った思想に対しては、徹底的に破折し、厳しく責めてこられました。
相手の生命の悪を打ち破り、善を目覚めさせる折伏行こそが、日蓮仏法での“最高の慈悲の行動”である。

このことを確認しておきたいと思います。

私たちの対話拡大の戦いも、どこまでも慈悲の折伏行です。
たとえ、友人にすぐに理解して貰えなかったとしても、一生懸命に関わり続ける、相手の仏性を信じぬき、幸福を願い祈り続ける、その慈悲の折伏を貫いていくことが大切です。

このことについて、池田先生は、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と。

このように、折伏の根幹とは慈悲の心です。

その慈悲の心を沸き立たせるために、まずは真剣にお題目を唱えて、自身の胸中にある勇気を奮い起こしていきましょう。

「立宗宣言」の月、4月を迎え、立宗以来の大聖人の“慈悲のお心”をそのまま受け継ぐ、私たち学会員の大いなる使命を自覚し、あの友にも、この友にも、妙法を語り広めていきましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、栄光の「5・3創価学会の日」を目指して、慈悲と勇気の弘教拡大に、勢いよく打って出ていきましょう。

(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。
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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
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兵衛志殿御返事(三障四魔事) 2014年3月度 座談会御書講義

3月度座談会御書の「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」の講義用資料を作成しました。


拝読範囲: 御書全集  1091ページ15行目 ~ 16行目
      編年体御書 811ページ11行目 ~ 12行目

「 しをのひると・みつと ~ 賢者はよろこび愚者は退くこれなり 」

(所要時間目安:約8分)

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【挨拶】

皆さん、こんばんは。

(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは3月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の50ページを開いてください。

今月の拝読御書は「兵衛志殿御返事」(ひょうえのさかんどのごへんじ)」です。
別名を「三障四魔事」(さんしょうしまのこと)といいます。

今月の御書では、“三障四魔を打ち破り、難を乗り越える信心” について学んでいきます。

■ 背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、建治3年(1277年)、日蓮大聖人が身延の地で認められ、池上兄弟の弟の兵衛志(ひょうえのさかん)、すなわち池上宗長(むねなが)に与えられたお手紙です。

池上兄弟は、古くから信心に励んできた門下でしたが、極楽寺良観を信奉する父から、信心を強く反対されます。

特に、兄の宗仲(むねなか)は、法華経への信仰を理由に、2度にわたって勘当されています。
2度目の勘当の直後に認められたのが本抄です。

当時の勘当といえば、家督の相続権を失うことになり、家長としての地位や、財産の相続権も失い、社会的な立場も経済的な基盤も失う過酷なものでした。

そして、兄が勘当となれば、その地位や財産は、弟が継ぐことになります。
兄の勘当は、団結して信心に励む兄弟の間を引き裂こうとする、そんな狙いがあったと考えられます。

このような苦難の中でも、兄は毅然と信心を貫きました。

しかし、弟は、“信心を取るのか、親に従って退転するのか”、心に動揺が生まれました。

大聖人は、弟の宗長が退転する事を心配され、「一時的には親の意に反しても、正しい信心を貫き、親を正法に導いていく事が、真の親孝行である」 と教えられます。
また、凡夫が仏になる時には、必ずそれを妨げようとする 「三障四魔」 が競い起こることと、苦難を恐れず乗り越える “賢者の信心” を貫くよう励まされています。

今月学ぶ御文は、この部分になります。

■本文の拝読

それでは本文を皆さんと一緒に拝読したいと思います。大白蓮華の52ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。

(大白蓮華52ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。

(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

本文の最初の2行では、“潮が引く時と 満ちる時”、“月の出る時と 入る時”、“四季それぞれの境目”の3つの例を挙げられ、この様な “変わり目” には、必ず “それまでとは異なる変化” が起こるものだと示されています。

例えば、今の時節、冬から春への季節の変わり目に「春一番」の強い風が吹いたりするように、大きな変化があるのも、その例です。

そして本文続いて、「凡夫の仏になる 又かくのごとし」 と仰せになり、“私たち凡夫が仏になる時も同じなのだ” と教えられています。

“どんな変化が起こるのか?” というと、本文続いて、「三障四魔と申す障(さわり) いできたれば」 とあります。

即ち、私たちが信心に励み、仏界の生命を開いて宿命転換をしていこうとする時、それを阻もうと、必ず「三障四魔」という妨げが競い起こると仰せです。
「三障四魔」については、語句の解説にもありますが、“信心修行を妨げる三種の障りと、信心修行者の生命の輝きを奪う四種の魔” のことです。

実際には、この「三障四魔」は、信心を妨げようと、“自分にとって最も弱い部分” に苦難となって現れてくるのです。
池上兄弟にとっては、“兄の勘当” という苦難となって現れました。

兄弟の間を引き裂くという意味で、最も苦しい難だったと思われます。

しかし、宿命転換を果たし、絶対的な幸福境涯を開いていくためには、このような「三障四魔」を打ち破っていかなければなりません。

障魔に直面したとき、“信心をしているのに、どうしてこんな事が起こるのか?” と疑いを起して退いてしまうのか、それとも “今こそ宿命転換のチャンスだ!” ととらえ、苦難に立ち向かっていくのか・・・・、そこに成仏への大きな分かれ道があります。

大聖人は本文の最後で、「賢者はよろこび 愚者は退くこれなり」 と、三障四魔が出来(しゅったい)することは「喜び」であると仰せになっています。

では、なぜ、障魔が競いおこることが「喜び」なのか。

池田先生は、次のように指導されています。

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と、指導されています。

池田先生は、また、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と指導されています。

大事な事は、障魔を障魔と見破り、むしろ “成仏へのチャンス” と捉える “信心の眼(まなこ)” を持つことです。

また、別のご指導で、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と、指導されています。

“賢者の信心”で、自分の心に勝ち、いかなる苦難にも勇んで挑んでいけば、どんな苦難も必ず乗り越えることができ、勝利の人生を開いていけるのです。

そして、徹して題目をあげ抜いていくことが大事です。

障魔を打ち破る利剣は、妙法への強き信心であり、唱題しかありません。

先生のご指導を胸に刻みながら、学会活動に励み、最高の勇気と最高の智慧で、いかなる苦難も乗り越え、勝利の人生を開いていきましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、躍動の春、3月です。
師弟の誓いの「3・16」を大勝利で飾り、更なる対話に挑戦し、広布拡大の勢いを増しながら、「4・2」、そして栄光の「5・3」へと、共々に前進していきましょう。

(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。

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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
  ⇒忍者サンドボックス (黄金柱の地区部長会 ファイルスペース)
   URL:http://ougon.sdbx.jp/

  【利用方法】  ⇒ 忍者サンドボックスについて



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