上野殿御返事(刀杖難事) 2014年2月度 座談会御書講義

2月度座談会御書の「上野殿御返事(刀杖難事)」の講義用資料を作成しました。

拝読範囲: 御書全集  1557ページ18行目 ~ 1558ページ 2行目
      編年体御書 1182ページ15行目 ~ 17行目

「 とにかくに法華経に身をまかせ ~ 題目を弘めんと思うばかりなり 」

(所要時間目安:約8分)

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【挨拶】

皆さん、こんばんは。

(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは2月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の50ページを開いてください。

今月の拝読御書は「上野殿御返事(うえのどのごへんじ)」です。

今月の御書では、“折伏弘教の意義”と、“師弟共戦の誓願の道を貫く信心”を学んでいきます。

■ 背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、日蓮大聖人が身延の地で認められ、弘安2年(1279年)4月に、駿河の国の21歳の若き青年門下であった南条時光に与えられたお手紙です。

当時、この地域では、妙法流布が急速に進んでいました。
そのため権力による弾圧の動きか強まり、「熱原の法難」が起こりはじめていました。

本抄では、冒頭から、大聖人ご自身が受けられた種々の大難について述べられています。
その中でも、命を奪われようとした大難として「竜の口の法難」と「小松原の法難」の2つを挙げられています。

これらは、法華経に説かれる「刀の難」です。

更に、決して忘れられないこととして、竜の口の法難の折に、平左衛門尉(へいのさえもんのじょう)の手下の少輔房(しょうぼう)から、「法華経の第五の巻」で顔を打たれたことである、と述べられています。

大聖人はこのことを「杖の難」と捉えられています。

こうしたことから、本抄の別名を「刀杖難事(とうじょうのなんのこと)」と言います。

大聖人は、こうした大難を乗り越えてきた御境涯から、難に直面する南条時光に対して、法華経に身を任せて信じていくように教えられています。

今月学ぶ御文は、本抄の結論にあたる部分になります。

■本文の拝読

それでは本文を皆さんと一緒に拝読したいと思います。

大白蓮華の52ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。

(大白蓮華52ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。

(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

本抄ご執筆の直前の弘安2年4月に、熱原の大聖人門下が襲われるという傷害事件が起きています。
こうした中にあって、大聖人は、若き青年門下の南条時光に対して、本文1行目で、「とにかくに法華経に身をまかせ 信ぜさせ給へ」と、本抄の結論ともいえる一節ですが、何があっても信心を根本に苦難を乗り越えていくように励まされています。

「法華経に身を任せる」とは、大難を勝ち越えられた師匠・大聖人と共に、どこまでも御本尊を根本に、広宣流布の闘争に生き抜いていくことです。
仏の大境涯を開かれた日蓮大聖人が歩まれた、この成仏の道を、弟子にも歩ませたいとの心情が込められていると拝されます。

そして、本文続いて、「殿一人(とのいちにん)にかぎるべからず・信心をすすめ給いて過去の父母等をすくわせ給へ」と仰せです。

この御文は、私たちの実践の上から、この信心を深め、そして周囲の人々に信心を勧めることは、「殿一人」、すなわち自分一人だけでなく、「過去の父母等」とありますが、過去世で父母となった人たち等を救っていくこと、言い換えれば、“この人生で巡り合う無数の縁ある人々をも救っていくことになる”と教えられています。

何があっても自行化他にわたる信心を貫くことが、苦難を乗り越える鍵となります。

更に、本文続いて、「日蓮生まれし時より・いまに一日片時(いちにちかたとき)も・こころやすき事はなし」と仰せです。

ここでは、大聖人が、民衆を救うために、法華経の行者として、不惜身命で幾多の大難と戦われてきたことを示されています。

南条時光も、法華経の信心のために、おなじ南条一族の中でも悪口を言われ、批判されてきました。
その時光に対して、大聖人ご自身が、どれほどの“思い”で命がけで戦われてきたのか、また、どういう“思い”で大難に次ぐ大難の人生を生き抜いてきたのか、更に深く教えようとされています。

その“思い”というのが、最後の御文の、「此の法華経の題目を弘めんと思うばかりなり」の一節です。

不惜身命の戦いを貫かれたのは、「法華経の題目」すなわち南無妙法蓮華経を弘め、全民衆の幸福を実現するという、“広宣流布の大誓願”です。

師匠の偉大な勝利の実証と、誓願の生き方を通して、苦難に決して臆することなく、師匠と同じように広布の道を貫く人生の中に、真の幸福と勝利があることを教えられています。

池田先生は語っています。
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「自身の宿命転換を願い、広宣流布の実現を祈って、身命を惜しまず戦うところに、必ず幸福勝利の人生を開くことができる。生涯、素直に信心を貫き通した人が勝利の人です。最後に勝つ人です。ここに信心の極意があります。」
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と。
広宣流布の実現へ、師弟共戦の魂を、生命に刻んでいきたいと思います。

ここで大事なのは、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

大聖人のご精神のまま、自他共の幸福の実現へ、勇気ある実践に取り組んでいきましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、真心の対話を繰り広げ、世界広布新時代の「2月闘争」を、はつらつと勝ち飾ってまいりましょう。

(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。

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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
  ⇒忍者サンドボックス (黄金柱の地区部長会 ファイルスペース)
   URL:http://ougon.sdbx.jp/

  【利用方法】  ⇒ 忍者サンドボックスについて

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