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転重軽受法門 2013年3月度 座談会御書講義

3月度座談会御書の「転重軽受法門」の講義用資料を作成しました。

拝読範囲: 御書全集  1000ページ 3行目 ~  4行目
      編年体御書 379ページ 3行目 ~  4行目

「 涅槃経に転重軽受と申す法門あり ~ 益をうる事の候 」

(所要時間目安:約8分)

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【挨拶】

皆さん、こんばんは。 

(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは今月の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の48ページを開いてください。

今月の拝読御書は「転重軽受法門(てんじゅうきょうじゅほうもん)」です。

■ 背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、文永8年(1271年)に、日蓮大聖人が千葉方面の門下3人に宛てて送られたお手紙です。
同じ年の9月12日の「竜の口の法難」の後、佐渡に向けて出発されるまでの約1ヶ月間、大聖人は相模(さがみ)の国の依智(えち)、現在の神奈川県厚木市に居られました。

師匠・大聖人の身を案じて依智を訪れたこの門下へ、真心の行動への返書として著されたのが本抄です。

本抄では、大聖人及び門下が大難を受けることの第一の意味として、「転重軽受」の法門を示されます。

その例として、不軽菩薩が法華経を弘めて難にあい、過去の重い罪を消滅させたことを挙げられています。
今月の座談会御書で学ぶのは、この部分です。

本抄では続いて、大難を受ける第二の意味として、提婆菩薩(だいばぼさつ)や師子尊者(ししそんじゃ)などの釈尊直系の弟子達でさえ、正法を弘めて難を受けたことを通して、末法に折伏をしていけば大難が起こるのは必然であると言うことを明かされます。
続いて、法華経を経文通りに実践することの難しさと、末法ではただ大聖人お一人が法華経を「身読」している事などを仰せになっています。

■本文の拝読

それでは本文を皆さんと一緒に拝読したいと思います。

大白蓮華の50ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。

(大白蓮華50ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。

(時間的に余裕があれば、50ページ下の通解を紹介)

■解説

それでは解説です。

今回の御文は、「どんな苦難にも信心で打ち勝つことができる」と教えられている一節です。
「宿命転換」と言う日蓮仏法における重要な法理が示されています。

まず、本文の冒頭で仰せの「転重軽受」とは、51ページ下の語句の解説にもある通り、「未来にまで続く重い宿業の報いを、今世に法華経ゆえの苦難に遭うことで、軽く受けて消滅させること」をいいます。

大聖人は、本文で「先業(せんごう)の重き今生(こんじょう)につきずして 未来に地獄の苦を受くべきが」と述べられていますが、一般的な仏教では、過去世の悪業を消し去って成仏するには、その報いを一つ一つ受けなければならない、とされています。

とても今世だけでは足りず、何度も生まれかわって苦しまなければなりません。

事実上、この一生での宿業の転換は不可能となります。

しかし、大聖人の仏法ではそうではありません。

本文では続いて「今生(こんじょう)にかかる重苦(じゅうく)に値(あ)い候へば地獄の苦しみぱっときえて」とあるように、過去世の報いは今世で軽く受けることによって、全て消し去ることができる、と仰せになっています。
ここで「かかる重苦」とは、法華経ゆえの難を受けると言うことです。

私たちは信心をしている中で、様々な苦難に直面します。

しかし、こうした地獄のような耐え難い苦しみが、「いつか」ではなく「今」、しかも「直ちに」消滅する。

これが、私たちが実践する信心の力なのです。
この宿命転換の法理が、本抄では「転重軽受法門」として示されています。

では、なぜ宿命を消滅させることが出来るのでしょうか?

題目を唱えると、その瞬間に、私たちに本来具わる仏界の大生命が胸中に開かれていきます。

苦難を跳ね返す「無限の希望と勇気」が湧き上がり、地獄のような苦しみも「ぱっと」消えてしまうのです。
それは、あたかも太陽が昇れば、暗闇が一気に明るくなり、それまで光っていた多くの星々がすぐに消え去ってしまうようなものです。

純粋に信心を貫くことで「太陽」のような自分になれる。

これこそが信心の功徳なのです。

本文の最後の部分で大聖人は、「人天・三乗・一乗の益(やく)をうる事の候」と仰せです。

声聞や縁覚、菩薩の境智はもとより、成仏と言う大利益を受けられるのだ、と言われています。
すなわち「転重軽受」とは、マイナスの罪業をゼロに清算するだけでなく、成仏と言う最大のプラスにも転じていけると言うことです。
苦難の時こそが成仏の最大のチャンスと捉え、強盛な祈りと行動で、目の前の壁を打ち破っていこうではありませんか。

■ポイント

続いて今回の御文のポイントです。

本抄のポイントは「広宣流布の途上に起こる苦難には全て意味があり、必ず乗り越えていける」と言う点です。

大聖人の時代には、命に及ぶ様な迫害まで、様々な苦難がありました。
今、私たちの人生においても、病気や仕事、家庭の問題など、「信心しているのに、なぜこんな苦しみに遭うのだろうか?」と思うような事があります。

しかし、転重軽受の法理に照らすならば、こうした苦難は、本来、未来にわたって受け続けるはずの大変な苦しみを、実は、今世において軽く受けているのです。
そして、こうした苦難の時こそが、宿命転換の最大のチャンスなのです。

大事なことは、“大変な時に決して退いてはならない”、“信心への疑いを起こしてはならない”、と言うことです。
信心を貫くならば、「地獄の苦しみぱっと消えて」とあるように、必ず宿命転換を成し遂げることができます。

学会の多くの諸先輩方は、この宿命転換を事実の上で証明してこられました。

私たちには全てに勝ちゆく信心があります。

さらに、互いに励まし合っていける学会家族がいます。
池田先生は、「私たちは、難を受け、魔と戦い、信心を貫くことによって、自身の宿命を転換し、堂々たる幸福境涯を開くことができます。

いわば、難と戦うことこそ、自己の生命を磨き、境涯を高めゆく直道であり、人間革命のための飛躍台なんです」と言われています。

さぁ、悩みや苦難に負けず、我が“使命の舞台”で宿命転換に挑戦し、勝利の歴史を築いてゆきましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

今月は「3・16広宣流布の日」を迎える意義深い月です。
かつて池田先生は「3・16は、師から弟子への『継承』の日であり、『後継』の弟子が立ち上がる日である。その意味で、この日は、永遠の『出発』の日である」と語られました。

さぁ、「3・16広宣流布の日」を出発の日とし、4・2、そして5・3へと、元気一杯に前進して参りましょう。

(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。

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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
  ⇒忍者サンドボックス (黄金柱の地区部長会 ファイルスペース)
   URL:http://ougon.sdbx.jp/

  【利用方法】  ⇒ 忍者サンドボックスについて


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