兵衛志殿御返事(三障四魔事) 2014年3月度 座談会御書講義

3月度座談会御書の「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」の講義用資料を作成しました。


拝読範囲: 御書全集  1091ページ15行目 ~ 16行目
      編年体御書 811ページ11行目 ~ 12行目

「 しをのひると・みつと ~ 賢者はよろこび愚者は退くこれなり 」

(所要時間目安:約8分)

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【挨拶】

皆さん、こんばんは。

(挨拶など、状況に応じて入れてください。)

【座談会御書】

それでは3月度の座談会御書を、皆さんと一緒に学んでいきましょう。
大白蓮華の50ページを開いてください。

今月の拝読御書は「兵衛志殿御返事」(ひょうえのさかんどのごへんじ)」です。
別名を「三障四魔事」(さんしょうしまのこと)といいます。

今月の御書では、“三障四魔を打ち破り、難を乗り越える信心” について学んでいきます。

■ 背景と大意

はじめに背景と大意ですが、本抄は、建治3年(1277年)、日蓮大聖人が身延の地で認められ、池上兄弟の弟の兵衛志(ひょうえのさかん)、すなわち池上宗長(むねなが)に与えられたお手紙です。

池上兄弟は、古くから信心に励んできた門下でしたが、極楽寺良観を信奉する父から、信心を強く反対されます。

特に、兄の宗仲(むねなか)は、法華経への信仰を理由に、2度にわたって勘当されています。
2度目の勘当の直後に認められたのが本抄です。

当時の勘当といえば、家督の相続権を失うことになり、家長としての地位や、財産の相続権も失い、社会的な立場も経済的な基盤も失う過酷なものでした。

そして、兄が勘当となれば、その地位や財産は、弟が継ぐことになります。
兄の勘当は、団結して信心に励む兄弟の間を引き裂こうとする、そんな狙いがあったと考えられます。

このような苦難の中でも、兄は毅然と信心を貫きました。

しかし、弟は、“信心を取るのか、親に従って退転するのか”、心に動揺が生まれました。

大聖人は、弟の宗長が退転する事を心配され、「一時的には親の意に反しても、正しい信心を貫き、親を正法に導いていく事が、真の親孝行である」 と教えられます。
また、凡夫が仏になる時には、必ずそれを妨げようとする 「三障四魔」 が競い起こることと、苦難を恐れず乗り越える “賢者の信心” を貫くよう励まされています。

今月学ぶ御文は、この部分になります。

■本文の拝読

それでは本文を皆さんと一緒に拝読したいと思います。大白蓮華の52ページを開いてください。

最初に題号を読みますので、それに続いてお願いします。

(大白蓮華52ページの本文を拝読)

はい、有難うございます。

(時間に余裕があれば、下段の通解を読む)

■解説

それでは解説です。

本文の最初の2行では、“潮が引く時と 満ちる時”、“月の出る時と 入る時”、“四季それぞれの境目”の3つの例を挙げられ、この様な “変わり目” には、必ず “それまでとは異なる変化” が起こるものだと示されています。

例えば、今の時節、冬から春への季節の変わり目に「春一番」の強い風が吹いたりするように、大きな変化があるのも、その例です。

そして本文続いて、「凡夫の仏になる 又かくのごとし」 と仰せになり、“私たち凡夫が仏になる時も同じなのだ” と教えられています。

“どんな変化が起こるのか?” というと、本文続いて、「三障四魔と申す障(さわり) いできたれば」 とあります。

即ち、私たちが信心に励み、仏界の生命を開いて宿命転換をしていこうとする時、それを阻もうと、必ず「三障四魔」という妨げが競い起こると仰せです。
「三障四魔」については、語句の解説にもありますが、“信心修行を妨げる三種の障りと、信心修行者の生命の輝きを奪う四種の魔” のことです。

実際には、この「三障四魔」は、信心を妨げようと、“自分にとって最も弱い部分” に苦難となって現れてくるのです。
池上兄弟にとっては、“兄の勘当” という苦難となって現れました。

兄弟の間を引き裂くという意味で、最も苦しい難だったと思われます。

しかし、宿命転換を果たし、絶対的な幸福境涯を開いていくためには、このような「三障四魔」を打ち破っていかなければなりません。

障魔に直面したとき、“信心をしているのに、どうしてこんな事が起こるのか?” と疑いを起して退いてしまうのか、それとも “今こそ宿命転換のチャンスだ!” ととらえ、苦難に立ち向かっていくのか・・・・、そこに成仏への大きな分かれ道があります。

大聖人は本文の最後で、「賢者はよろこび 愚者は退くこれなり」 と、三障四魔が出来(しゅったい)することは「喜び」であると仰せになっています。

では、なぜ、障魔が競いおこることが「喜び」なのか。

池田先生は、次のように指導されています。

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と、指導されています。

池田先生は、また、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と指導されています。

大事な事は、障魔を障魔と見破り、むしろ “成仏へのチャンス” と捉える “信心の眼(まなこ)” を持つことです。

また、別のご指導で、

(中略 PDFファイル・Wordファイルにて全文掲載)

と、指導されています。

“賢者の信心”で、自分の心に勝ち、いかなる苦難にも勇んで挑んでいけば、どんな苦難も必ず乗り越えることができ、勝利の人生を開いていけるのです。

そして、徹して題目をあげ抜いていくことが大事です。

障魔を打ち破る利剣は、妙法への強き信心であり、唱題しかありません。

先生のご指導を胸に刻みながら、学会活動に励み、最高の勇気と最高の智慧で、いかなる苦難も乗り越え、勝利の人生を開いていきましょう。

御書の学習は以上です。

■最後に

さあ、躍動の春、3月です。
師弟の誓いの「3・16」を大勝利で飾り、更なる対話に挑戦し、広布拡大の勢いを増しながら、「4・2」、そして栄光の「5・3」へと、共々に前進していきましょう。

(状況に合わせて、追加してください。)

以上です。

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【ご参考】

 忍者サンドボックスに、御書講義の原稿ファイルを置いています。
 但し、ご自身の教学力向上のためにも、極力、ご利用を控えてください。
 基本、研鑽の時間もないなど、「急場しのぎ程度」のご利用に留められる様に希望します。
  ⇒忍者サンドボックス (黄金柱の地区部長会 ファイルスペース)
   URL:http://ougon.sdbx.jp/

  【利用方法】  ⇒ 忍者サンドボックスについて



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